Classici giapponesi con furigana
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あめのたまがわしんじゅう
雨の玉川心中
山崎 富栄
Leggi 雨の玉川心中 (あめのたまがわしんじゅう) di 山崎 富栄 (やまざきとみえ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 63.997 caratteri · 129 schermate
十月三十日
十月三十日~十二月十日
十月三十日
「光」の原稿を御持参なさって、みえる。
私も、かわらなければいけない。
沈黙の時間の意味は
一つの責任
一人のときでも自分が現せなくては
何か御考えなさった御様子
気持ちが落ちつかなくて外へ出てみる。同じ歩どりを踏む心でお家のお近くまで行く。
寂しい気持ち。饗宴の名残りの桜をみつけて手折る。悲しいものです。
この夏かぎり、もう二度と使うこともあるまいと思って買ったほおづきのお茶碗がまだ。そして家の近くで、こんなみじめな姿をした朝顔を、摘ませるなんて。
神様、でも、会話の中から感じない不安ではございませんでした。けれど、でも、凡人の想像なんて、当たらぬものでございましょうから、そうなくては生きられませんもの。信じてもいいらしいよ。らしい? いけなくなるかも分からないと仰言るのでしょうか。
たとえ一人で美しい旅に立つとしても、やっぱり信じて参ります。苦しい、悲しい中から、やっと見つけたお方なんですもの。渾沌とした世の中に生きてきたのですもの。せめて、私の美しい誇りだけは、夢でもいいから持たせていかせて下さいませ。
幸せを祈ります。