Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まほうにんぎょう

魔法人形/サーカスの怪人

江戸川 乱歩

Leggi 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 148.224 caratteri · 297 schermate

Aozora Bunko

どろぼう人形

そして、危険なことは、まっさきにあたしがやるのよ。みんな、とめるんじゃないのよ。あたし、冒険がしたくって、腕がむずむずしているんだから……。」

マユミさんは、青年のようなかっぱつな口調でいうのでした。

すぐに「ありの町」へ電話をかけて、チンピラ隊のうち、手のあいているこどもを、よびよせました。

そして、日のくれるのを待って、マユミさんと井上君とノロちゃんと、チンピラ隊三人と、あわせて六人が、それぞれ、きたない服をきて変装すると、自動車で神山進一君の家のそばまでいきました。

それから、ばらばらにわかれて、神山家のへいのまわりのものかげに身をかくし、なにかあやしいことが起こるのを、待ちかまえるのでした。

どろぼう人形

神山進一君は、みんなより一足さきに家へ帰りました。進一君は家の中で、あのあやしい人形を見はっている役目です。

夜になって、なにかあやしいことが起こったら、二階の窓から、万年筆がたの懐中電灯を、パッ、パッ、パッ、と三度ずつ、つけたり消したりすることをつづけて、外の少年たちに、知らせる約束でした。この万年筆がたの懐中電灯は、「探偵七つ道具」の一つなのです。