Classici giapponesi con furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Leggi 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 148.224 caratteri · 297 schermate
二十面相の最後
きみたちは自動車で追っかけたまえ。」
明智もそういって、かけだしました。明智探偵は、どんなスポーツでもできるのでした。乗馬もお手のものです。
明智はサーカスの楽屋にとびこんで、そこにあった長いほそびきのたばをつかみとると、テントの中のうまやにかけつけ、いちばん強そうなウマをえらんで、それをひき出して、くらの上にとびのりました。
そのとき、二十面相の骸骨男はウマに乗って、もうテントのそとに出ていました。原っぱにのこっていた見物たちの「ワアッ、ワアッ……。」という声が、聞こえてきます。
名探偵と怪人二十面相との、ふしぎな競馬競走がはじまったのです。明智探偵は、うまく二十面相に追いつくことができるでしょうか。
二十面相の最後
くりげのウマにまたがった骸骨男は、しきりにムチをならしながら、原っぱをかけています。もう夜ですが、大テントのまわりにたくさんの電灯がついているので、原っぱは昼のように明るいのです。大ぜいの見物たちは、ウマにまたがった骸骨男を見おくって、「ワアッ……ワアッ……。」とさわいでいます。
骸骨男のすがたが、むこうの大通りをまがって見えなくなったころ、同じくりげのウマに乗った明智探偵が、原っぱへとび出してきました。