Classici giapponesi con furigana
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かかこうしゅ
中国の怪談(二)
田中 貢太郎
Leggi 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) di 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 107.926 caratteri · 225 schermate
蓮香はそう言ってから死んでしまった。蒲団を開いて死骸を収めようとすると狐になった。桑は不思議な物として見るに忍びないので手厚く葬った。桑は蓮香の生んだ子の名を狐児とつけた。燕児は自分の子のようにして愛し、清明の節には必ずそれを抱いて蓮香の墓へ往った。
後十年、桑は郷試に及第して挙人となったので、家も漸く裕になった。狐児は頗る慧であったが、どうも体が弱くてよく病気に罹った。燕児はそれが育たなくなっては大変だと思ったので、いつも桑に妾を置けと言っていた。
ある日、婢がきて一人の老婆が女の子を併れてきて、売りたいと言っていると知らした。燕児が呼び入れさした、そして燕児は女の子を見るなり、ひどく驚いたように言った。
「蓮香姉さんが、またいらしたわ」
桑も出て往って見た。それは蓮香にそっくりの女であった。桑も駭いた。桑は訊いた。
「年はいくつだね」
「十四でございます、はい、旦那様」
「金はいくらだ」
「この年寄の一人しかない児でございますが、いいお家で御厄介になって、私が御飯が食べる所ができて、後日のたれ死をしないようでございますなら、結構でございます」
桑は金を多く取らして女を家に置いた。