Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かかこうしゅ

中国の怪談(二)

田中 貢太郎

Leggi 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) di 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 107.926 caratteri · 225 schermate

Aozora Bunko

青蛙神

揚子江と灌水の間の土地では、蛙の神を祭ってひどく崇めるので、祠の中にはたくさんの蛙がいて、大きいのは籠ほどあるものさえある。もし人が神の怒りにふれるようなことがあると、その家はきっと不思議なことがあって蛙がたくさんきて几や榻であそんだり、ひどいのになると滑かな壁を這いあがったが堕ちなかった。そのさまは一様でなかったが、その家に悪いしらせがあると、人びとはひどく恐れて、牲を供えて禳うた。神が喜んでうけいれてくれると、その不思議がなくなるのであった。

楚に薛崑という者があった。小さい時から慧で、姿容がよかった。六つか七つの時、青い衣を着た婆さんが来て、

「わしは神の使いだ」

と言って、座敷へあがりこんで、蛙神のおぼしめしを伝えた。

「わしの女を崑生にめあわしたい」

崑の父の薛老人はかざりけのない男であった。心がすすまなかったので、

「児が小そうございますから」

と言ってことわったが、まだ他と結婚の話はしなかった。そのうちに五六年たって、崑もだんだん大きくなったので、姜という家の女と結納をとりかわした。すると神から姜にお告げがあった。

「崑生はわしの婿だ、禁臠に近づいてはならぬぞ」