Classici giapponesi con furigana
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かかこうしゅ
中国の怪談(二)
田中 貢太郎
Leggi 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) di 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 107.926 caratteri · 225 schermate
豕を飼ってある圏を啓けて笑って言った。
「此処にいる」
滄客は其処に往ってみた。圏の中には豕が一疋多くなっていた。豕は海石の笑声を聞くと、とうとう寝て動かなかった。海石はその耳をつかまえて出た。しっぽに一本の針のような硬い白い毛があった。海石がそれを検べて抜こうとした。豕は体を動かして抜かさなかった。海石が言った。
「汝はたくさん悪いことをしながら、まだ一本の毛を惜しがるのか」
海石はしっかと豕をつかまえてその毛を抜いた。と、豕はそのまま貍になった。海石はそれを袖に納れて出て往こうとした。滄客が無理に留めたので飯を喫って帰った。海石は言った。
「この次は、何日比逢えるだろう」
「どうも予定することができない、僕の師匠は、大きな願いを立てて、僕等を海上へ傲遊さして、衆生を救わしているから、二度と逢えないかも解らない」
滄客は海石と別れた後になって、山石道人の名を静かに考えてから、はじめて悟って言った。
「海石は仙人だ」
それは山と石の字を合わすと岩の字になるが、それは呂仙の諱であった。