Classici giapponesi con furigana
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かかこうしゅ
中国の怪談(二)
田中 貢太郎
Leggi 中国の怪談(二) (かかこうしゅ) di 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 107.926 caratteri · 225 schermate
「でも、いやよ、放してよ」
「まあ、じっとしていらっしゃい、いいじゃないの」
「だめよ、わたし、こんな百姓でも、ちゃんとお嫁に往かなくちゃならないのですもの、そんなみだらなことはいやよ」
南は口実が見つかった。
「僕は、あなたを弄ぶつもりじゃないのです、あなたはお父さんから聞いてるかも解らないが、僕は家内がないのです、僕はあなたに結婚してもらいたいのです」
「ほんとう」
「ほんとうですとも」
「きっと」
「きっとですとも」
「じゃ、盟ってくれて」
「盟いますとも」
窓の外には晴れた空が覗いていた。南はそれに指をやった。
「あの、天に盟います」
少女は南の指をやった方を見た。
「きっと盟う」
「盟いますとも」
南はそう言って少女を抱きしめるようにした。
南はその日から廷章の留守に廷章の家へ往くようになった。某日女は南の耳に囁いた。
「いつまでも、こんなことをしてるのはいやよ、どうか、お父さんに話して、正式に結婚してよ」
南は賤しい農民の女と結婚するのは困ると思ったが、女の心地を硬ばらしては面白くないので、頷いて見せた。
晋陽の某大家へ出入している媒婆があって、それが某日南の家へきた。