Classici giapponesi con furigana
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しゅっけとそのでし
出家とその弟子
倉田 百三
Leggi 出家とその弟子 (しゅっけとそのでし) di 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 121.812 caratteri · 248 schermate
父のように清い人間には念仏はふさわしいが、私のような汚れたものにはむしろ難行苦行が似つかわしいとおっしゃいました。私はいっそ罰を受けたい気がする。私は滅びの子だと言ってお泣きあそばしました。私はあのかたがおいとしくてたまりませんでした。
親鸞 も少し素直になってくれたらな。人にも自らにも反抗的になっている。罰を受けたいというのは甘えている。地獄の火の恐ろしさを侮っている。指一本焼ける肉体的苦痛でもとても耐え切れるものではないのだ。(間)彼はまだ失うべきものを失うていないと見える。
唯円 善鸞様は今なくなられたら魂はどこに行きます?
親鸞 (苦痛を耐えるために緊張した顔になる)地獄に堕ちる……
唯円 おゝお師匠様、善鸞様に会ってあげてください。助けてあげてください。あなたはあのお子がいとしくはないのですか。
親鸞 …………
唯円 あなたはきびし過ぎます。あのかたにだけひど過ぎます。あなたはもし善鸞様があなたのお子でないならばとっくにゆるしてあげていらっしゃります。いつぞや了然殿はあのかたよりもはるかに悪い罪を犯されました。けれどもあなたはおゆるしなされました。