Classici giapponesi con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate
、蛇類を馴らし弄んだ人が衆を驚かし、敬われたるも怪しむに足らず。あるいは蛇の命長く、定時に皮を脱ぎかえるを見て、霊魂不死と復活を信ずるに及んだ民もあるべしと述べて、竜の諸譚は蛇を畏敬するより起ったように竜と蛇を混同してその崇拝の様子や種別を詳説されたが、竜と蛇の差別や、どんな順序で蛇てふ観念が、竜てふ想像に変じたか、一言もしおらぬ。
上に述べた通り、古エジプトや西アジアや古欧州の竜は、あるいは無足の大蛇、あるいは四足二翼のものだったが、中世より二足二翼のもの多く、また希れに無足有角のものもある。インドの那伽を古来支那で竜と訳したが、インドの古伝に、那伽は人面蛇尾で帽蛇を戴き、荘厳尽くせる地下の竜宮に住み、和修吉を諸那伽の王とす。これは仏経に多頭竜王と訳したもので、梵天の孫迦葉波の子という。日本はこの頃ようやく輸入されたようだが、セイロン、ビルマ等、小乗仏教国に釈迦像の後に帽蛇が喉を膨らして立ったのが極めて多い。『四分律蔵』に、仏文水辺で七日坐禅した時、絶えず大風雨あり、〈文※(「馬+鄰のへん」、第3水準1-94-19)竜王自らその宮を出で、身を以て仏を繞る、仏の上を蔭いて仏に白して言わく、寒からず熱からずや、飄日のために暴されず、蚊虻のために触※(「女+堯」