Classici giapponesi con furigana
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やまをおもう
山を思う
石川 欣一
Leggi 山を思う (やまをおもう) di 石川 欣一 (いしかわきんいち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 79.814 caratteri · 157 schermate
新道・旧道
禁芸術売買
人々は炬燵にもぐりこんで、あれやこれやと早稲田の人々を惜しんだ。八日、九日、見事に晴渡った山々を仰いでは、あの美しい、気高い山が、なぜにこんな酷いことをしたのだろうと、いぶかり合うのであった。
新道・旧道
昭和四年六月末から七月のはじめにかけて上州から越後へぬける旅をした。主な目的は工事中の清水隧道を見ることで、それと同時に、所謂清水越をやって見ようと思ったのである。新道は清水隧道、旧道は清水越である。清水越は地図で見るのとは大違いの廃道で歩けなかったが、三国越をやって越後へ出た。以下はその簡単な記録である。
禁芸術売買
――むさし野の花は白い。栗、ごぼう、ねぎ、レールに添う鉄道草、街路の生垣になってほこりをあびた……こゝまで書いて手帳には大きな? がついている。名を知らぬ木にぶつかったからである。こまかい白い花を沢山つける、あまり品のよくない木である。? に続いて――目に痛く青いものは生薑の葉、麦は根まで枯れていて、畑の一隅に火をつけたら、ボーッと燃え上ってしまいそう――と、
こんなことを手帳に書くために出て来た旅ではないが、恐ろしく暑い日で、昼近い水上行の汽車の中へ、それが進行中であるにも関わらず、風さえ吹き込まぬ。