Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate

Aozora Bunko

」

「あれはウエルズという、イギリスの小説家が考えだしたものだよ。ほんとうは、どんなかたちだか、だれもしらない。だいいち、火星に、生きものがすんでいるかどうかさえ、わかっていない。だから、円盤を飛ばしているのは、火星とはかぎらないのだよ。もっと遠い、大きな星かもしれない。」

「じゃ、タコよりも、もっとおそろしい、かたちをしているのでしょうか。」

「それはなんともいえないね。グニャグニャしたクラゲみたいなやつかもしれない。それとも、ゴツゴツした機械みたいな、かたちをしているかもしれない。また、ひょっとしたら、あんがい、地球の人間に、似ているかもしれない。」

「こわいなあ、もし、そんなやつに、道で出くわしたらどうしよう。」

「ハハハ……、わからないよ。出くわすかも、わからないよ。あの円盤の中に、星の人間がはいっていて、円盤が、地球のどこかへ着陸したとすればね。」

北村さんは、そういって、平野少年の顔を、じっとみつめました。

平野君は、そのとき、ゾーッと、からだが、しびれたようになって、いっしゅんかん目の前がモヤモヤとかすみ、北村のおじさんが、とほうもない怪物のように見えました。