Classici giapponesi con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
けさ、やっと、すきをみつけて、逃げだしてきたのです」
「エッ。」
きいている三人は、顔見あわせて、おもわず、おどろきの声をたてました。あの円盤は、どこかへ、飛びさったとばかり、思っていたからです。
「円盤って、あの丹沢山へおちた円盤ですか。そして、それはいったい、どこにあるのです。」
明智探偵が、あわただしく、たずねました。
「やっぱり丹沢山の、もっとおくのほうの、ふかい森の中へ、位置をかえたのです。きこりも、猟師も通らないような、おそろしい山おくです。」
「では、なぜ、ふもとの警察に知らせて、山狩りをさせなかったのです?」
「それはむだですよ。円盤は、自由自在に飛べるのです。ぼくが逃げだしたことは、とっくに気づいてますから、同じ場所に、じっとしているはずがない。どこか、ずっとはなれたところへ、飛んでいますよ。それが、どこだかは、だれにもわからないのです。」
北村さんの言うとおり、円盤は、おそろしい早さで飛べるのですから、警官隊でかこんでみても、なんにもなりません。たとえ飛行機でおっかけたところで、とても、おっつけるものではないでしょう。じつに、やっかいな、しろものです。