Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate

Aozora Bunko

目は、きこりが言っていたとおり、ヘビの目です。じっと見られると、電気にでもかかったように、からだがすくんで、身うごきもできなくなります。地球では想像もできない、おそろしい目です。あの目を見ただけで、あらくれ男のきこりが気をうしないそうになったのも、もっともです。

円盤につれこまれたさいしょは、怪物のすがたが、あまり、いやらしく、おそろしいので、ぼくはもう、むがむちゅうでした。あいてを見るのも、こわくて、目をつぶったまま、うつぶせになっていました。あいつのすがたを、つくづくながめるようになったのは、二、三日たって、いくらか、なれてきたからです。

それからひと月のあいだ、ぼくはこの怪物といっしょにくらしたのですが、だんだん、なれるにつれて、あいてが、ぼくをとって食おうというわけでもなし、それに、われわれ地球の人間には、とてもかなわないほどの、すばらしい知恵を持っていることも、わかってきましたので、おそろしさが、いくらか、すくなくなりました。あの虹のようなトカゲのからだが、かえって、うつくしく思われてきたほどです。」

「だが、そいつは、なんのために、きみをさらっていったのでしょうね。