Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate

Aozora Bunko

」

「で、きみの先生は、どこにいらっしゃるの? ぼく、あえるかしら。」

「ウン、きみをまっていらっしゃる。いま、つれてってあげるよ。先生は、だれも近よれないところにいらっしゃる。ふかいところだよ。」

「エッ、ふかいところって、地下室なの。」

「そうじゃない。いまにわかるよ。さあ、行こう。」

うつくしい少年は、さきにたって、部屋を出て、廊下を、なおも、おくのほうへすすむと、やがて、ゆきどまりのかべのまえに出ました。

少年は、かべのすみに、手をやって、かくしボタンでも押したのでしょう。目のまえのかべが、みるみるうごきはじめ、そこに人間が通れるほどの入り口ができました。

「さあ、この中だよ。暗いから気をつけてね。」

黒い穴のような入り口をはいると、そこは、せまいトンネルのような場所で、きゅうなコンクリートの階段が、ずっと下のほうへ、つづいていました。

少年をさきに、小林君はそのあとから、ソロソロと、階段をおりはじめました。すると、うしろのかべが、また、もとのとおりに、スーッと、しまってしまいました。

トンネルには、小さな電灯がついているばかりで、まるで炭坑の中へでもはいったような、きみ悪さです。