Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
怪人あらわる
宇宙怪人が、ゆりかさんのうちに、あらわれはじめたころ、ゆりかさんが、じぶんのへやへ、バイオリンをしまいに行ったとき、窓のそとから、銀仮面をかぶった怪物がのぞいていました。ゆりかさんが、さけび声をたてたので、庭のばんをしていたふたりの刑事がかけつけてきましたが、怪物は、影もかたちも見えません。どこにも、逃げるすきはなかったのです。刑事は、庭の右左から、かけつけたのですから、怪物のすがたを、見のがすはずはありません。この事件も星の魔術とさわがれたのですが、やっぱり、かんたんな手品でした。ある人が、ゆりかさんのへやの、まうえの二階のへやに、しのびこんでいて、洋服かけに怪人の服と同じ服をかけ、その上に銀仮面をくくりつけて、長いひもで、ゆりかさんのへやの窓のそとへ、つりさげたのです。さけび声をきくと、いそいで、それを二階へ、ひきあげてしまったので、まるで怪物が魔法をつかって、消えうせたように見えたのです。これは、そのとき手品をやった、ある人から、きいたのですから、まちがいありません。」
こうして、ふしぎなナゾが、ひとつひとつ、とけていきました。しかし、まだまだ、大きなナゾが、たくさんのこっています。