Classici giapponesi con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
」とおもうまに、そのあなの底へ、おちていったのです。
「たいへんだ。やつは、潜航艇にのって、逃げるつもりだ。」
だれかが、さけびました。
「だいじょうぶ。潜航艇は動かない。ぼくの部下が、水底の部屋にしのびこんで、潜航艇のキカイを、こわしておいたのだ。このあなは、水底の部屋につづいているのに、ちがいない。四十面相は、もう袋のネズミだ。だが、みんな、あわててはいけない。しばらく、ようすを見よう。あいつのことだから、どんなあぶないしかけを、よういしていないとも、かぎらない。」
明智探偵は、あなにとびこんで、おっかけようとする人々をとめて、中村警部に、目であいずをしました。
すると、中村警部はおもてへ、かけ出して行って、よびこを吹きならし、博士邸をとりまいている一隊の警官に、犯人が逃げたことをつたえ、けいかいを厳重にしました。また、水上警察の汽艇にも、ラジオれんらくによって、犯人が川へ逃げるかもしれないから、注意するようにと、つたえました。すると、水上の汽艇は、いっせいに、サーチライトのスイッチをいれ、博士邸のうらの水面を、てらしだしました。しかし、まもなく、じつにおそろしいことが、おこったのです。