Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

しんたからじま

新宝島

江戸川 乱歩

Leggi 新宝島 (しんたからじま) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 99.590 caratteri · 197 schermate

Aozora Bunko

をとって、無人島を「やまと島」と名づけました。

「やまと島か、すてきだなあ。僕達はやまと島の国民なんだねえ」

「そして僕たちはこの島の王様だよ」

「ア、そうだ三人も王様がいるなんて、おかしいけれど、この島はマア僕達のものなんだからねえ」

少年達は口々にそんなことをいって、大はしゃぎをするのでした。

それから、やまと島の政府の日記をつけなくちゃいけないということになり、日記がかりは文章のうまい哲雄君ときまりました。そこで哲雄君は、沈没船から持って来た、あの大きな航海日誌の帳面に、その日その日の出来事を、くわしくしるして行くことになったのです。

病気になっては大へんだというので、出来るだけ規則正しい生活をするという取りきめもしました。朝は四時起床、正午から三時まで昼寝、夜は日がくれると洞窟の中に入って、今後の計画について相談したり、学校で習ったことを忘れないために、お互に問を出しあって、学科の復習をしたりして、九時には眠りにつくというわりあてです。もっとも少年達には正確な時間はわかりませんでしたが、沈没船から持って来た置時計を、太陽が頭の真上にのぼった時を正午として、時間を合わせたのです。