Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

みんげいよんじゅうねん

民藝四十年

柳 宗悦

Leggi 民藝四十年 (みんげいよんじゅうねん) di 柳 宗悦 (やなぎむねよし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.248 caratteri · 368 schermate

Aozora Bunko

二

美醜を超えたその仏性に帰れ、この本然の性を離れて真実の美はない。かく教えるのが美の宗教である。

二

私は再び美醜の二字に戻らねばならぬ。美醜というのは対辞である。美があれば醜があり、醜があれば美がある。醜を考えずして美はなく、また美と同一な醜もない。上下、左右、高低、遠近、善悪、浄穢、凡て同じ対辞の性を出ることがない。だがどうして美醜の二があるのか。それを二つに分け、そうしてその一つを選ぼうとするのか。なぜ醜を捨てて美を取らねばならないのか。なぜ美が讃えられ醜が呪われるのであろうか。それなのにどうしてあるものだけより美しくなれなくて、多くのものが醜くなるのか。醜くなることを余義なくされるのか。不幸にもこの世での「形色は不同」なのである。人の姿も美醜に分れ、物の形も色も美醜に分れる。分れてしまうことをどうすることも出来ない。それ故能う限り醜さを棄てて美しさを選ぼうとする。誰も美しくなろうと様々に苦しむ。だがどうしてこんな重荷が吾々の上に課せられてくるのであろうか。

それは凡て現世での避け難い出来事なのである。仏の国でのことではないからである。ここは二元の国である。