Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Leggi 海底大陸 (かいていたいりく) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.400 caratteri · 179 schermate

Aozora Bunko

なぜ、じっとして一つところにとまってはいないのかね」

クーパーは、からからと笑いだした。

「あっはっはっ。やはりあなたがたは人類のえらいことを知らないんだ。人類はあなたがたよりはずっと賢明だ。海の上を走ることもできるし、空をとぶこともできる」

「ああ、あの空をとぶというか。ときどき妙なものが空中を飛んでいるのが見えるが、あれもきみたちの仲間の仕業か」

「そうですとも」

とクーパーはすこし鼻が高くなった。

「まだおどろくことがたくさんありますぜ。陸の上には自動車が走る――」

「陸というと、――」

「え、陸を知らないんですか。つまり、あなたがたがこうして住んでいるような場所が、海の上に高くつきだしているのが陸です。それはたいへん広い」

「うむ、どのくらい広いのかね」

「どのくらい広いといっても、ちょっといえません」

「この広場の何倍ぐらいあるかね」

「この広場の何倍? さあ何倍というか、百万倍の百万倍のそのまた百万倍の百万倍ぐらいはありますよ。人間のかずだって大したものです。ざっとかんじょうしても五百億人ぐらいはあるですぞ。それからまた――」

と、しきりにクーパーがしゃべっているとき、どうしたものか、にわかにあたりがそうぞうしくなった。