Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Leggi 海底大陸 (かいていたいりく) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.400 caratteri · 179 schermate

Aozora Bunko

叫ぶクーパー

いいですかね」

と、クーパーはちょっぴり、からいところを見せた。

「そんなことはありません。失礼のないように十分に心がけます。わたし――外務大臣ランタの名誉にかけてちかいます」

「そうですか。そんならいいのです」

外務大臣ランタは、そこでクーパーをつれて、王さまアトラ殿下の前へ出た。

「殿下。人間の代表者をつれてまいりました。名前はクーパー。あのクイーン・メリー号の事務長をつとめている、なかなか礼儀正しい人物であります」

と紹介をすると、でか頭の王さまは、ますます頭を左右につよくふりながら、

「ああそうか。こっちへ近よって大いにくつろげ、といってくれ」

ランタはクーパーの方をふりかえって、

「お聞きのとおりです。さあ、ここへ来て十分くつろいでください」

といって、王さまの前にある、ぶよぶよした座ぶとんみたいなものを指した。

さて、いよいよ海底超人の王さまとクーパーのみょうな初対面がはじまることとなった。

叫ぶクーパー

「おお、クーパー君か。苦しゅうない。もそっとこれへ」

クーパーは笑いたいのを一生けんめいにがまんした。海底超人の王さまという生物は、まるで芝居みたいな言葉をつかう。