Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Leggi 海底大陸 (かいていたいりく) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.400 caratteri · 179 schermate

Aozora Bunko

怪しき浮きドック

クーパーが出てみると、電気主任のエレソンの声だった。

「おお、クーパーさん。眼がうっすら見えだしましたよ。だから、すぐ電気を起こします。まず船内の電灯からつけましょう」

電気主任の声も、喜びにみちみちていた。

怪しき浮きドック

船内には、こうこうと電灯がかがやきだした。すると、今まで見えなかったものが、急にはっきり見えだした。モルフィス博士の薬でもって、やっと東の空が白みかけたくらいの明かるさになり、こんどは電気主任が発電機をまわして電灯をつけたので、太陽が地平線に落ちた直後くらいの、そうとうの明かるさになった。

光りほど、人間に元気をつけるものはない。

たれもかれも、見ちがえるように元気づいてきた。

クーパーは、眼の見えだした船員に命令をくだして、至急に船内をくまなく見てまわり、そして、故障か異状のあるところをしらべて報告するようにいった。

そうしておいて、かれは一等運転士パイクソンや秘書マルラとつれだって、甲板へ出た。かれはなによりも、船のそとの風景を見たかったのである。

ところが、舷へ出てみると、大きなおどろきが三人を待っていた。

「おや、やっぱり海がないじゃないか」