Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Leggi 海底大陸 (かいていたいりく) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.400 caratteri · 179 schermate

Aozora Bunko

こうしてルゾン号にたくさんの信者をつくってしまったからなあ。あッはッはッ」

さっきから、このようすをじっと見ていた三千夫少年は、スミス警部の前に出て、

「スミスのおじさん。長良川博士のことをそんなに笑うなんて失礼じゃありませんか」

「なあに、坊や。おまえも聞いたろうが、およそ世の中には常識というものがあるんだ」

「でも博士は有名な学者です。でたらめをいうはずはないじゃありませんか」

「ほほう。きみにもやっぱり病気がうつったらしいね。九千年もまえに海底に大陸が沈んでしまったのだから、そのときに生きていた人間だって、馬だって牛だって、みなおぼれ死にをして全部死にたえたにきまっているじゃないか。博士にはそんな常識的な判断さえつかないんだ。気のどくをとおりこしておかしいじゃないか」

「じゃ、おじさんは、ぼくらのクイーン・メリー号が行方不明になって、どこでどうしているというんですか」

「海賊船にとらえられているんだよ。ほら、さっき本船にスペインの海賊が使ったという信号なわをなげた『鉄の水母』なんてえやつがいるだろう。あれがメリー号をぬすんだ一味にちがいない。今にそれを英国海軍がはっきりさせてくれるにちがいない」