Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ゆしまもうで
湯島詣
泉 鏡花
Leggi 湯島詣 (ゆしまもうで) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 62.004 caratteri · 122 schermate
十三
の奴、内の人かといいたさに、親をば捨てて勘当うけ、お前の女房になった私、どんな事があろうとも、何で愛想が尽きようぞいな。」
菊「そんならおぬしゃあ盗人と、知ってもやっぱり愛想も尽さず、」源「お前と一所に居たいのは、譬にもいう似た者夫婦、」菊「夜盗を働く鬼の女房に、」源「枕探しの鬼神とやら、」菊「そういうお主が度胸なら、明日が日ばれて縄目にあい、」源「お上のお仕置受ければとて、」菊「隙行駒の二人連、」源「二本の槍の二世かけて、」菊「離れぬ中の紙幟、」源「果は野末に、」菊「身は捨札、」源「思えば果敢ない、」
「紀之国屋引」と思いがけず、暗がりの露地の後の方で、うら若い清しい声。
十三
「ほほほほほほ、」と蓮葉に仇気なく笑ったが、再び、
「紀之国屋!」とあてもなく漫ろに気の冴えた高調子。酔ったと見えて、ふらふらして仮色使の背後に立って、
「嬉しいねえ、」
といいながら、無遠慮に一ツその一人の肩を叩く。吃驚して黙って呆れる、女は罪もなくまた笑った。
「ほほほほほ。」
「おや! お蝶さんだ。」と二階の欄干に凭懸ったのが、思わず威勢よく声を立てた。
振仰いで、
「今晩は。」
「神月さん参りました、来たんですよ。