Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 289.044 caratteri · 575 schermate

Aozora Bunko

三時前に、牧瀬さんという友達(メチニコフくれた人)が練馬の方に家をもっているそこへ三人ぐるみよって、おなかの大きい菊枝さんは大体坐らしといて、二人の女丈夫がパタパタやって皆で御飯たべ、九時頃眠たアくなってかえって、すぐねてしまいました。天下泰平。

きのうは座談会の速記の校正して、下で『婦公』の小僧さんが待っているのに岡林さんから急に相談したいことがあるとかかって来たので、びっくりしました。あんなことでようございました。

そして、思いがけないうれしいこと伺って。本当に本当にうれしい気持です。私は上機嫌よ。そして安心いたします。つまり一番はっきりした形で、現代の一般のマキシマムと私としてのプラスとマイナスが示されているわけですから。そして、もしかこのことはあなたにとって幾らか愉快ではないでしょうか、こうやって書いているもののうちにある響きが、やはり変質されないで、ほかのかきものの中にもつたわっているということが。そういう意味での感情に統一のあるということが。それが、どんな価値と性格とであるかということも。

近頃他のものも御覧になったから、それらのもっているものとの対比も面白いでしょうね、きっと。