Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 289.044 caratteri · 575 schermate
(勿論今のままにしたって、現に、正月号はしめ飾りだけでやっている、という実際ですから、自然それだけひまになるかもしれないが)ウンス、ウンスという勉強ぶり、楽しいでしょう? ものには、思い切ってやってよかったということがあるもので、何にでもそれはあるのだから。みんなは、文学文学と叫びながら文学からはなれて走る。私は書生になるの、益※(二の字点、1-2-22)書生になるのよ。『改造』に有馬と佐々木惣一との対談あり、白髪の佐々木先生、「私は書生で、どうも」と。しかしわかること云っていて面白いと思いました。宇野浩二と青野の選評を見ても面白く、青野は鑑賞に沈湎し、宇野は文学の中から却って評論的であります。「きみは理屈っぽい」と青野先生が宇野に云っている。面白いでしょう? 文学常識であるべきことを宇野は云っているにすぎないのです。
先日来の細かいお手紙に、心からお礼申します。他人行儀のようで可笑しいけれど、でも、あすこにある声は深くひろく響くもので、文学の仕事に対する評言の髄にふれていて、私としてやっぱり心からのお礼を云いたい心持です。本当にありがとう。「朝の風」