Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Leggi 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 196.342 caratteri · 389 schermate

Aozora Bunko

三十七

山田藤六が障子越しに、小三郎を突殺そうと覗っておりまするが、山田藤六が突かなくっても当人は腹を切るので、当人が腹を切らなくても、後に突殺す奴が来て居るから、稻垣小三郎の生命の助かりようは御座いません。

三十七

只今美惠比丘尼が坐禅観法中、稻垣小三郎が自殺をしようとするところへ、山田藤六が忍び込んで、これを刺殺そうといたします。夜はしん/\と更け渡り、雪は益々降りしきる。北窓に当る雪折竹の音サラ/\/\と聞えまするが、物音の思うように聞えんのは、余念が有るゆえに音を聞分けることが出来ませんので、草葉ですだく虫には種々有りまするが一緒に啼いて居りますると、何れが鈴虫か、松虫か、機織か、草雲雀か、とんと分りませんけれども、余念を去って沈着いて聞きますと分りますから、年を老った人が夜中に蟻の這うのも分るというは、心が据っておりますると、細かい物でも真の闇に見えるという、これを心眼と申しまして、精神が沈着いて無心になれば何でも速かに分りまするものと見えます。雪の降るのを聞いて居て、今何れだけ積ったというのも分るそうでございます。美惠比丘尼は能く分ると見えまして、坐禅中に小三郎の自殺しようとする