Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Leggi 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 196.342 caratteri · 389 schermate

Aozora Bunko

脊割羽織を召し、細身の大小を差して、若党草履取をつれて岡本政七の宅へ参り

「頼もう」

「どなたさま……稻垣さま」

と云うので驚いて廻り縁から奥の座敷へ通し、茶煙草盆を出し、政七も出て参り下座に坐り、慇懃に両手を突き、

政「へえ新年御目出度う存じます、旧冬はまた何かと段々お引廻しでございまして、お屋敷の方を事無うお勤めを致しましたのも、偏に旦那さまのお蔭さまと蔭ながら申暮して居りました、当年もまた相変らずお願い申します」

小「はい新年で誠に目出度い、旧臘はまた相変らず歳暮を自宅の下の者までへ心附けくれられて、誠に有難い、また相かわらず重三郎を其の方の代としての年頭で、年玉の品々を忝けのうござる」

政「何う致しまして……え、まア/\お天気も続いて宜しく、夜に入っては寒いようでございますが、先ずまア誠に善い春でございます」

小「はい左様で」

と云っている処へ出てまいりましたはお雪という政七の妹娘でございます。正月の事ゆえこってりと化粧が出来、結構な着物を着て居りますから猶更美しく見えます。尤も近辺でも評判の娘で、しとやかに遠山台を持ってまいりまして、小左衞門の前へすえて、挨拶をいたします。