Classici giapponesi con furigana
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びしょうじょいちばんのり
美少女一番乗り
山本 周五郎
Leggi 美少女一番乗り (びしょうじょいちばんのり) di 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 73.583 caratteri · 149 schermate
頼母と外記は、紙のように蒼白んだまま、一言もなくそこへ両手を突いた。――内膳正はさらに千草に向かって、
「数馬は惜しい事をしたのう、しかし数馬の命は金森家を万代の安きに置いたぞ、……姫、千草と申す者、年若ながらあっぱれでござる、今後とも目をかけておやりなさるがよい」
「忝う存じます、――千草」
満里子姫は涙にうるんだ眼で千草の方へ振返り、和蘭人形を抱取っていった。
「当座の褒美じゃ、この人形をそなたにあげまする」
「まあ、お姫さま」
あっと眼を瞠る千草の方へ、姫は自ら人形を抱いてしずしずと近寄った。――美しい人形を中にした少女らしい優しいこの有様を、人々は始めてなごやかな眼で見やるのだった。