Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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あめのたまがわしんじゅう

雨の玉川心中

山崎 富栄

Leggi 雨の玉川心中 (あめのたまがわしんじゅう) di 山崎 富栄 (やまざきとみえ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 63.997 caratteri · 129 schermate

Aozora Bunko

十一月二十三日

十一月二十四日

十一月二十三日

斜陽のひとのお手紙に No をつける。信じて私に持たせておいて下さるお心はうれしい。

「さっちゃんの角が出るよ」と御冗談。

「五、六本生やそうかな」と読み出す。

「別に角も出ませんわ」

「カッコの中読んだ?」

「私生児とその母……こういうことは、今の女のひとには随分多い考え方だと思うわ。わたしだってそう思っているし、この斜陽が結局そういう人達の代弁になっているんじゃあない」

斜陽を御執筆のころ、わたしに良く似た考えの女のひともあるものだと思っていた。――よなかの二時。

“美しいもの”

古田さんが、何日か、酔い寝しながら、ブツブツと、

「僕がこんなに太宰のことを思っているのに、太宰は僕のことを思ってくれない」と。

修ちゃんと、伊馬さんと、お二人の会話。

いいお友達ね、羨やましかった。――太陽の如くいけ――って。

ひとに知られずに播いた一つの種の成長を眺めることの美しさ。

十一月二十四日

主なる汝の神を試むべからず。

わがために人汝らを罵り、また責め、詐りて各様の悪しきことを言うときは汝ら幸福なり。

義

悪しき者に抵抗うな

汝らの仇を愛し

汝らを責むる者のために祈れ。