Classici giapponesi con furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Leggi 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 148.224 caratteri · 297 schermate
」
それは、あの骸骨男でした。いつも着ているオーバーや洋服をぬいで、はだかで、ゾウの背なかにまたがっているのです。
はだかといっても、人間のからだではありません。ぜんしん骸骨のからだなのです。白いあばらぼね、腰のほね、細ながい手足のほね、学校の標本室にある骸骨とそっくりです。そのほねばかりが、ゾウの背なかで、ふらふらとゆれているのです。
あいつは、からだまで骸骨だったのでしょうか。ほねばかりのからだに、洋服を着て、靴をはいて、ステッキをついて歩いていたのでしょうか。
ふたりの少年は、あまりのふしぎさに、三十メートルほどのところに立ちどまったまま、ぼうぜんとして、この奇怪なものを見まもっていました。
巨ゾウは少年たちには目もくれず、大テントにそって、のそのそと歩いていきます。その背なかに、白い骸骨がゾウに乗って、さんぽでもしているように、のんきそうに、ふらふらと、ゆれているのです。
「アッ、わかった。あいつ、黒いシャツを着ているんだよ。シャツに白い絵のぐで、骸骨の形がかいてあるんだよ。」
「なあんだ。じゃあ、やっぱり人間なんだね。」
「そうだよ。でも人間だとすると、骸骨よりも恐ろしいよ。