Classici giapponesi con furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Leggi 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 148.224 caratteri · 297 schermate
ちくしょうめ、うまく考えやがったな。」
「待ちたまえ。犯人は、あすの晩、身のしろ金を、甲野さんのところへ取りにくるといっているんだぜ。いま犯人が死んだことになれば、身のしろ金が取れないじゃないか。」
部長刑事が、よこやりを入れました。
「うーん。それもそうだが、そこにはまた、べつのてがあるかもしれん。ルミちゃんという女の子はまだ発見されていないのだから、その子をだいじにかくしておいて、すこし日がたってから、さもじぶんがみつけたような顔をして、甲野さんのところへつれていくというてもある。そのじぶんには、きっと懸賞金がついていますよ。一千万円というわけにはいくまいが、そうとうの金をせしめることができる。どうです、この考えは?
いや、ルミちゃんさえかくしておけば、ほかにまだ、いろいろなやりかたがあります。犯人と思いこまれたわしが死んでしまって、ルミちゃんのかくし場所がわからないとなると、これはたいへんなさわぎになりますよ。そこで、真犯人のほうでも、いろいろなてが考えだせるというものです。」
老人は、とくいらしく、しゃべりつづけるのでした。
「すると、きみが白ひげをはやした人形師で、真犯人とよく似ていたので、かえだまにつかわれたというわけだね。