Classici giapponesi con furigana
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まぐろにいわし
鮪に鰯
山之口 貘
Leggi 鮪に鰯 (まぐろにいわし) di 山之口 貘 (やまのくちばく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 26.107 caratteri · 54 schermate
鼻
牛とまじない
ろまんす・ぐれい
のだから
胃袋が怒りで
いっぱいなのだ
鼻
その鼻がいいのだ
と答えたところ
鼻はあわてて
掌に身をかくした
牛とまじない
のうまくざんまんだばざらだんせんだ
まかろしやだそわたようんたらたかんまん
ぼくは口にそう唱えながら
お寺を出るとすぐその前の農家へ行った
そこで牛の手綱を百回さすって
また唱えながらお寺に戻った
お寺ではまた唱えながら
本堂から門へ門から本堂へと
石畳の上を繰り返し往復しては
合掌することまた百回なのであった
もう半世紀ほど昔のことなのだが
父は当時死にそこなって
三郎のおかげでたすかったと云った
牛をみるといまでも
文明を乗り越えておもい出すが
またその手綱でもさすって
きのこ雲でも追っ払ってみるか
のうまくざんまんだばざらだんせんだ
まかろしやだそわたようんたらたかんまん
ろまんす・ぐれい
ラジオ屋さんが帰ったあとだ
ぼくの顔を見て
ミミコが云ったのだ
うちのにしては上出来で
真新しいものを買ったと云えば
ラジオがはじめてなんでしょうと云った
すると横から
女房が云ったのだ
パパはなんでもお古が好きなんで
机がお古で本棚もお古だ
電気スタンドだってなんだって
古道具屋さんのが好きなんだと云った