Classici giapponesi con furigana
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あさひのよろい
あさひの鎧
国枝 史郎
Leggi あさひの鎧 (あさひのよろい) di 国枝 史郎 (くにえだしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 239.520 caratteri · 475 schermate
……アッハッハッ、大丈夫で」
「右衛門や」
桂子は云った。
「そのような、バカらしい大袈裟なことは、あまり人前で云わない方がいいよ」
「はい」
と素直に右衛門は云った。
「では今後は無言の行! ということにいたしまする。……が、その前に思う存分、云いたいだけのことを申すことにしましょう! ……ヤイ泣き男泣き男、手前泣くという芸があったら、何故その芸を発揮して、オイオイワイワイ泣き立ててよ、鬼火の姥の眷族どもを、涙で押し流してしまわねえのだ! ……幽霊女も幽霊女だ、物凄い幽霊の真似でもして、鬼火の姥の眷族どもを、顫え上がらせてしまえばいいに! ……笑い男だってそうじゃアねえか、自分一人だけ面白そうに、バカのようにゲラゲラ笑っていずに、鬼火の姥の眷族どもをよ、一緒にゲラゲラ笑わせてよ、骨なしにしてしまえばいいじゃアねえか! ……鶏娘なんかもノンキ過ぎらあ。コケッコーと啼くもいいが、啼いたら啼いたでお日様でも昇らせ、世間を明るくするがいいんだ。……どだい俺は不平なんだ! 鬼火の姥ずれに取りかこまれてよ、飛天夜叉組ともあろうものが、こんなところにトグロをまき、身うごき出来ずにいるなんてなあ」