Classici giapponesi con furigana
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シグナルとシグナレス
セロ弾きのゴーシュ
Leggi セロ弾きのゴーシュ (シグナルとシグナレス) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.296 caratteri · 32 schermate
何か働かないといけないんだから」
「ええ」
「ああ、お星さま、遠くの青いお星さま、どうか私どもをとってください。ああなさけぶかいサンタマリヤ、まためぐみふかいジョウジ スチブンソンさま、どうか私どものかなしい祈りを聞いてください」
「ええ」
「さあいっしょに祈りましょう」
「ええ」
「あわれみふかいサンタマリヤ、すきとおる夜の底、つめたい雪の地面の上にかなしくいのるわたくしどもをみそなわせ、めぐみふかいジョウジ スチブンソンさま、あなたのしもべのまたしもべ、かなしいこのたましいの、まことの祈りをみそなわせ、ああ、サンタマリヤ」
「ああ」
星はしずかにめぐって行きました。そこであの赤眼のさそりが、せわしくまたたいて東から出て来、そしてサンタマリヤのお月さまが慈愛にみちた尊い黄金のまなざしに、じっと二人を見ながら、西のまっくろの山におはいりになった時、シグナル、シグナレスの二人は、祈りにつかれてもう眠っていました。
今度はひるまです。なぜなら夜昼はどうしてもかわるがわるですから。
ぎらぎらのお日さまが東の山をのぼりました。シグナルとシグナレスはぱっと桃色に映えました。