Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate

Aozora Bunko

、すこぶる広く観て要を約しあるから、多少拙註を加えて左に抄訳せり。ついでに述ぶ、前節に相師が妙光女を見て、この女必ず五百人と交わらんといった話を述べたが、一八九四年版ブートン訳『亜喇伯夜譚補遺』一にも、アラビアで一女生まれた時、占婦卜してこの女成人して、必ず婬を五百人に売らんと言いしが中った事あり、わが邦にも『水鏡』恵美押勝討たれた記事に「また心憂き事侍りき、その大臣の娘座しき、色容愛たく世に双人なかりき、鑑真和尚の、この人千人の男に逢ひ給ふ相座すと宣はせしを、たゞ打ちあるほどの人にも座せず、一、二人のほどだにも争でかと思ひしに、父の大臣討ち取られし日、御方の軍千人ことごとくにこの人を犯してき」、いずれも妙光女の仏話から生じたらしいと、明治四十一年六月の『早稲田文学』へ書いて置いた。『呉越春秋』か『越絶書』に、伍子胥越軍を率いて、その生国なる楚に討ち入り、楚王の宮殿を掠めた時、旧君たりし楚王の妃妾を強辱して、多年の鬱憤を晴らしたとあった。『将門記』に、平貞盛と源扶敗軍してその妻妾将門の兵に凌辱せられ、恥じて歌詠んだと出づ。強犯されて一首を吟むも、万国無類の風流かも知れぬが、昔は何国も軍律不行届かくのごとく、国史に載らねど、押勝の娘も、多数兵士に汚された