Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate
に捕れる至って小さい魚あり、これを乾し蓄えて年中畜の食とすと見ゆ。それから推すと神馬草の伝説も啌でなかろう。マルコ・ポロまたいわく、マーバールでは肉と煮米を炊いで食すから、馬が皆絶える、またいかな好い馬を将ち来るも産まるる子は詰まらぬものばかり、さてこの地本来馬を産せず、アラビヤ辺の商人、毎年数千の馬をこの国へ輸入し法外に贏ける、しかるに一年経つ間に、多くは死んで百疋も残らず、これこの国人馬を養う方を知らず、外商これを奇貨とし、馬医この国に入るを禁ずるによると。これら外商はインドへ馬を輸って莫大に贏けたが、旨い事ばかりはないもので、随分危ない目にも逢った。例せばタナの王は海賊と棒組で、インド往きの船に多少の馬を積まぬはないから、馬さえ己に献ずれば他の積み荷は一切汝らに遣ると、結構な仰せに、海賊ども雀躍して外船を侵掠した。
ギリシアのジオメデス王、その馬に人肉を飼ったが、ヘラクレス奮闘して王を殺し、その尸を馬に啖わしむると温柔しくなったという。わが邦にも『小栗判官』の戯曲(『新群書類従』五)に、横山家の悍馬鬼鹿毛は、毎も人を秣とし食うたとある。前年『早稲田文学』