Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Leggi 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 290.735 caratteri · 566 schermate

Aozora Bunko

富田師の『秘密辞林』に、これは明王観音両部属の尊で、馬口呑納余さざる食の義と、飢馬草を食うに余念なき大悲専念の義と、慈悲方便もて大忿怒形を現わし、大威日輪となりて(上に引いた日神スリアの事参照)、行者の暗冥を昭し、速やかに悉地を得せしめんとする迅速の義と三あり、今世俗に馬の守護神として尊崇せられ、馬の追福のためにその石像を路傍に建つる由言い居る。けだし仏教つとに三獣の喩あり、兎や鹿は水を渡るに利己一辺だが、馬は人を乗せて自他ともに渡る。そのごとく声聞や縁覚よりは菩薩迥かに功徳殊勝なりとし、観音救世の績殊に著しいから、前述五百商人を救うた天馬などをその化身とし、追々馬は皆観音の眷属としたのじゃ。『天正日記』に奉行青山常陸介の衆の馬、浅草観音寺内に乾した糒を踏み散らし、寺家輩と争論となる、常陸衆、観音の眷属たる馬が観音の僧衆の料を踏んだればとて、咎め立てなるまじと遣り込め閉口せしめたと出づ。欧州と等しくアジアにも馬を穀精とする例、インドのゴンド人クル人は、穀精として馬神コド・ペンを拝す。初午の日、穀精の狐神をわが国で祭る(『考古学雑誌』六巻二号拙文「荼吉尼天」