Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
時から此家でお客の相手えしたからよ」
兼「だってお前今日初めて見かけたのだぜ」
婆「左様だがね、私イ三十の時から此家へ奉公して、六年前に近所へ世帯を持ったのだが、忙しねえ時ア斯うして毎度手伝に来るのさ、一昨日おせゆッ娘が塩梅がわりいって城堀へ帰ったから、当分手伝えに来たのさ」
兼「ムヽ左様かえ、そうして婆さんお前年は幾歳だえ」
婆「もうはア五十八になりやす」
兼「兄い、田舎の人は達者だねえ」
長「どうしても体に骨を折って欲がねえから、苦労が寡いせいだ」
婆「お前さん方は江戸かえ」
長「そうだ」
婆「江戸から来ちゃア不自由な処だってねえ」
長「不自由だが湯の利くのには驚いたよ」
婆「左様かねえ、お前さん方の病気は何だね」
兼「己のア是だ、この拇指を鑿で打切ったのだ」
婆「へえー怖ねいこんだ、石鑿は重いてえからねえ」
兼「己ア石屋じゃアねえ」
婆「そんなら何だね」
兼「指物師よ」
婆「指物とア…ムヽ箱を拵えるのだね、…不器用なこんだ、箱を拵える位えで足い鑿い打貫すとア」
長「兼公一本まいったなア、ハヽヽ」
婆「笑うけんど、お前さんのも矢張其の仲間かね」