Classici giapponesi con furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Leggi 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 138.733 caratteri · 274 schermate
ことを聞いて下さい、よう/\」
と云われて、おかめは「はい/\」とばかりで泣いて居りましたが、角右衛門の言葉も捨兼ねて、是非なく両人で沼田へ帰って参りましたが、扨お話両つに分れまして、鹽原角右衞門は其の前年の九月の三日に小川村を出立致しまして、沼田の御城下に泊りまして、翌日は前橋に泊り、其の翌日が熊ヶ谷泊りで、それから鴻の巣、桶川と中仙道を下りましたが、足弱の連で道も捗取りませんので、天神橋へ掛りますと日はトップリ暮れ、足は疲れましたから御新造は歩けませんから、蔦屋という茶屋へ寄りました。
鹽「誠に困ったものだなア、足は痛むかな」
清「へい、幾ら薬を付けても癒りませんので困ります」
鹽「誠に草鞋喰と云うものは悪いものでな、其の癖山道は歩きつけていたが、平地は却って草臥るというのは何ういうものだろう、これ/\女中、これから大宮宿までは幾程あるな」
女「これから一里四町ありやんすが、ハア日は暮れてお困りでがんしょう」
鹽「当家では泊めて呉れまいかな」
女「こゝな宅ではハア堅うごぜえやすから、どんな馴染のお客でも泊めましねえから三味線や芸はいりやしねえよ、私どもは堅え家でなくっちゃア勤まりましねえ、其の代りにゃアこゝな家は忙がしくて、庭の中を一日に十里位の道は歩くから、夜は草臥れて顛倒ってしまうのサ、それから見る