Classici giapponesi con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
平野君は理科がすきで、おじさんのお話が、おもしろくてたまらなかったからです。
北村さんのおうちは、バラックだての、三つしかへやのない、小さな家で、おじさんは、耳の遠いばあやと、ふたりきりで、そこにすんでいました。おへやには、むずかしい理科の本が、たくさんならんでいて、けんび鏡や天体望遠鏡などもおいてありました。平野少年は、その望遠鏡で、月や火星を見るのが、だいすきでした。
「おじさん、空とぶ円盤って、ほんとうでしょうか。」
あるとき、平野少年がたずねますと、北村さんは、まってましたとばかり、空とぶ円盤のせつめいをはじめました。アメリカの、どこのなんという人が、さいしょ、それを見たということ、そのつぎには、どこ、そのつぎには、どこと、世界各国にあらわれた、円盤の歴史を、くわしく話し、それから、このお話のさいしょに書いたように、空とぶ円盤については、いろいろの考えかたがあることを説明したあとで、こんなふうにいうのでした。
「ところで、ぼくの考えだがね。ぼくはこのうわさをバカにしてはいけないとおもうのだよ。見まちがいといっても、こんなに世界各国の人が、おなじ見まちがいをするというのは、へんだからね。