Classici giapponesi con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
しかし、もう逃げることもできなくなっていました。おそろしいばけものに、みいられたように、足が動かなくなっていたのです。
それから、しばらくして、大円盤のふたのすきまが、五十センチほどまで、ひらいたとき、中にうごめいていた生きものが、いきなり、そとへ、とびだしてきました。
それを見たとき、きこりは、あまりのおそろしさに、気をうしないそうになったといいます。
それははねのはえた大トカゲのような怪物でした。顔は、鳥に似ていたといいます。それにヘビのような、きみのわるい目が、光っていたのです。かたちは人間に似て、手も足もあり、立って歩くこともできるのですが、そのからだぜんたいが、巨大なトカゲなのです。顔もからだも、むらさきとみどりと黄色のしまになって、それがヌメヌメと銀色に光っているのです。そして、せなかには、コウモリのような、大きなはねがついていたといいます。
その怪物は、円盤の中からはいだして、地上に立つと、ヘビの目で、ジロリジロリと、あたりを見まわしていましたが、やがて、パッと、大きなはねをひろげました。そして、二、三ど、ハタハタとはばたきをしたかとおもうと、スーッと空へ飛びたっていったのです。