Classici giapponesi con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
「ゆりかを、どこか安全なところへ、かくしてしまわなくても、だいじょうぶでしょうか。わたしは、なんだか、いまにも、あれがさらわれるような気がして、居ても立っても、いられないのですが……。」
おとうさまは、まっさおな顔で、声をふるわせて、言うのでした。
「それも、考えています。しかし、おじょうさんを、窓のない、おくまった部屋へいれて、みなさんがまもっておれば、いくらあいつでも、屋根をやぶって、はいることは、できないでしょうから、それほど、心配することはありますまい。家のまわりには、刑事たちも、見はっていることですし……。刑事たちは、みなピストルを持っています。そして怪人を見たら、うち殺してもいいという、ゆるしをうけております。」
中村係長が、安心させるように言います。
「明智先生、ぼくは、こう思うんですがね。」
北村青年が口をだしました。
北村さんは、宇宙怪人にひと月も円盤の中へ、とじこめられた人ですから、この事件にはだれよりも熱心なのです。
「あいつのほうでは、博物館長をさらっていって、星の国の動物園のオリの中へ、いれようというのですから、こちらでもあいつをとらえて、上野の動物園のオリの中へ、とじこめてやりたいですね。