Classici giapponesi con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Leggi 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.581 caratteri · 364 schermate
「ドウゾ、コチラヘ。」
そして、クルッと、むこうをむくと、コックリコックリ歩きだすのでした。なんだかへんです。これは、生きた人間でなくて、機械のような感じです。
そのとき、小林君は、ふと、思いだしました。虎井博士は、ロボットを発明して、玄関番につかっているといううわさをきいたことがあるのです。そう思って、見ると、たしかにロボットです。顔は、黒んぼうの人形です。客の顔も見ないで、そっぽをむいて、ものを言ったのも、人形なれば、むりはありません。
小林君は、人形にむかって、まじめくさって、あいさつしたのかとおもうと、おかしくなってきました。それにしても、虎井博士は、なんというかわりものでしょう。玄関へはいっただけで、こんなにびっくりさせられるのですから、まだまだ、どんなふしぎなしかけが、まちかまえていないともかぎりません。小林君は、少々きみが悪くなってきました。
黒んぼうは、まっすぐむこうをむいたまま、階段の下を通りすぎて、廊下に出ると、そこにひらいているドアのまえに立ちどまって、クルッとこちらをむき、また両手をあげさげして、
「ココデ、オマチクダサイ。