Classici giapponesi con furigana
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くうきぽんぷ
新美南吉童話集 2 おじいさんのランプ
Leggi 新美南吉童話集 2 おじいさんのランプ (くうきぽんぷ) di Niimi Nankichi (新美 南吉) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 41.209 caratteri · 85 schermate
シェパードである。毛がふさふさしていてかるく走るとき、それがゆらゆらゆれてみるからに美しい。
シェパードは純すいな犬である。シェパードはだから頭がよい。雑種の犬は頭がよくない。北君(次郎君のこと)ちの西ごうたかもりなんかは雑種だから猟犬にはなれないと犬屋の人が語ってくれた。――」
「筆をおいて」と先生がおっしゃいました。みんなが筆をおくとさらにこうおっしゃいます。「ではいちばんうしろの北次郎君から読んでください。」
次郎くんはあわてて、筆入れをひっくりかえしたり、机のふたをひっかけたり、がたがたとそうぞうしく立ちあがります。次郎君が立ちあがるときはいつもそうなのですが、今日は自分の作文に夢中になっているので、よけいそういうことになります。
声がふるえて、どもって、ちっともうまく読めません。まるでしかられているようにどぎまぎしてやっと読みおわります。どうです西郷隆盛のすばらしいことはわかってくれましたか。次郎君は腰をおろして先生の顔をみつめました。
「乙の上」と先生は冷然とおっしゃいます。やれやれ。こんなにすばらしく書いたのにやっぱり乙の上か。
こんどは森川君が立ちあがって読みはじめました。