Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

うんめい

日本の文学 3 五重塔・運命

幸田 露伴

Leggi 日本の文学 3 五重塔・運命 (うんめい) di 幸田 露伴 (こうだろはん) in giapponese con furigana. JLPT N1. Tocca una parola per il significato.

N1 · avanzato · kanji e kana moderni · 100.648 caratteri · 198 schermate

Aozora Bunko

一日東角門に坐して、侍読の太常卿黄子澄というものに、諸王驕慢の状を告げ、諸叔父各大封重兵を擁し、叔父の尊きを負みて傲然として予に臨む、行末の事も如何あるべきや、これに処し、これを制するの道を問わんと曰いたもう。子澄名は、分宜の人、洪武十八年の試に第一を以て及第したりしより累進してこゝに至れるにて、経史に通暁せるはこれ有りと雖も、世故に練達することは未だ足らず、侍読の身として日夕奉侍すれば、一意たゞ太孫に忠ならんと欲して、かゝる例は其昔にも見えたり、但し諸王の兵多しとは申せ、もと護衛の兵にして纔に身ずから守るに足るのみなり、何程の事かあらん、漢の七国を削るや、七国叛きたれども、間も無く平定したり、六師一たび臨まば、誰か能く之を支えん、もとより大小の勢、順逆の理、おのずから然るもの有るなり、御心安く思召せ、と七国の古を引きて対うれば、太孫は子澄が答を、げに道理なりと信じたまいぬ。太孫猶齢若く、子澄未だ世に老いず、片時の談、七国の論、何ぞ図らん他日山崩れ海湧くの大事を生ぜんとは。

太祖の病は洪武三十一年五月に起りて、同閏五月西宮に崩ず。其遺詔こそは感ずべく考うべきこと多けれ。