Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 40.068 caratteri · 81 schermate
一月二十日
m、自分の母が物質的だとよく怒ったが、まけず。それを傍に居て何とも云えぬ国男二十七にもなって頼りないことなり。彼は恐らく、そんな云い草の恥ずべきを感じないか。
一月二十日(木曜)
やっとサダ起きた。床の中でポムプの音をきき、ああと悦びを覚ゆ。Y、一寸起きたが工合わるく、又床に戻る。
「悪霊」のつづき。Y、「黎明」。
和田さん夕方から思いがけず来、夕飯でもたべゆっくりしてゆけばよいと思ったのに、議会で誰かに会う必要ありと一時間半ばかりせわしくはなしてかえる。送って夕刊を出したら、議会停会。政、本提携して不信任案を出す形勢と見て停会したのなり。
朴烈減刑奏請書公表の要求あり、大分もめて居たところ。
「悪霊」よみ終る。やはり天才の作なりと思う。ピョートルの性格、ニコラーイ・スタフローギンは勿論、ユーリア・ミハイロブナ、その他、実に奇怪な、いやに深い、ロシア的存在が描かれて居る。ピョートルが五人組を作ろうとして集会で言葉のひっかかり、皆の単純な熱心などを狡猾に利用するところ、フェツカがピョートル、ニコラーイの間を動く動きかた、マーリヤの発狂せる純一性、ピョートルとキーリロフとの最後の会見、その前フェツカがピョートルの贋物であるを痛罵するところ、シャトーフ妻、シャトーフの虐殺その他。