Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 40.068 caratteri · 81 schermate
十一月五日
十一月二十七日
グレコに神がある。アルキペンコに神はなく、あるのは美――まごうかたなき一九一七年以後の美。
〔日付なし〕
野分吹きし昨日の今日は秋日和
孟さうの根や太りたる土のひび
落葉朽ちきのこ生へたり。秋湿り
秋風に悩む黄蝶は二つをり
秋風の午後に輝く青木榴
十一月五日(土曜)雨
初校四百三十二まで。
了。二百八十八まで。
十一月二十七日(日曜)
モヤさん、京都へ先発(秀雄さんと一緒なり)
朝モヤ、女子大学寮舎の山原さん、丹野さん訪問、オーキ、理髪の後林町へ来た。ベコ、心祝のため。
お赤飯、お頭つきの小鯛など、モヤにたべさせ、よろこんだ。二人で野上さんへ行った。ガミさん、盲腸で臥床中、三人でうなぎをたべ、鳩居堂の可愛い香お餞別に貰った。モヤ、一人円タクで昇さんへゆく、昇さんはこれ又大腸で床について居た由、名刺屋へ廻り、かえりに、名刺やの前の溝に落ちたとて、靴に一寸ケガをさせ、それでもよごれもせず、十時すぎ来。駅へ来た人、丹野、山原、山岡妻、木実、三沢、宍戸、小野、安成、岡崎、読売の女記者、うちからは国男行った。途中で花束の小さいのこしらえて。苅田さん、山内さんのところから三人。