Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 7562 caratteri · 16 schermate
三月一日
本人はそうしようと思わないでも。
今よんでいるのはピエール・キュリー伝。これも五号で字が大きい。
三月一日 暖い日
西村のおばあさんのところへ寿江子お人形と桃の花とをとどけてくれる、上に何と書こう、お見舞もいやお祝いではなし、おとぎとして貰う。
G二週間ぶりで来る。顔色冴えず蒼白みかたが何となし目につくが、本人何も云わず。私も。
ハガキいくつかと放送協会の朗読文の研究応答を少しやる。
泰子のために色紙をかいてやろうとして箱をいじったら初雛に隆二さんのくれたうたが出た。
菱餅や 五人囃の
そのかげに
一葉日記も
おくべかりけり
自分は、この間の朝の鶯のおさなさを可愛く思い
鶯はまだおぼつかな桃の春
三十一文字が並べにくいのは面白い。
三月一日からすべてのものの税が大変あがった。買えぬということ也。一層いいうたや作品が心に近くなって来る。ただ絵の修業のひとは哀れと思う、キャンバスその他も高いから。
自分は眼がわるくて鉛筆でザラ紙にかき筆でかき、計らず原稿紙以外のものにもかくけいこが出来ている。
増税についての感想で「自然にかえれ」と云っている人あり。