Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 7562 caratteri · 16 schermate
五日
朝九時に本当に運送屋来た、一台でだめで二度になる。1700、雑司ヶ谷はあとになってしまった。きょうは疲れて何も出来ず、肝臓にこたえた、下痢や玉子のくさったようなおくびが出る。こんなにはっきり肝に銘じるところ、やっぱり昔あれだけひどく患ったききめなり。
あした国国府津へゆくのにたのむもの何も出来ず。
手紙。島田へ行ったらどこよりもよかろうとあり。ああちゃん曰く、男の人は誰でもそんな風ね。
自分、親切はありがたく分るがこまる。散歩も出来ないところはこまる。
伊豆の長岡の温泉宿が十軒とか一斉に廃業。新発足。
○小山銀座の店が六十軒みんな満州へ移ることになった。
「我等の町は中央に国キ掲揚所があって、そのぐるりにバタ・チーズ工場、ミソ・ショーユ製造工場、公園、学校、病院をつくる」
きょうは十日也
五日の午後から床につき、夜に入って悪寒と発熱ともども苦しさ肝にまぎれないので湿布して貰い、目白へ電話した。八度二分。熱より苦しい。全く体が自由に動かせなくなってしまった、折角ここまで治ってこれで又三ヵ月ねたきりでこの不如意な毎日を送るかと思うと、さすが悄気た。
夜中、ミカンのつゆをすってよく眠らず、しかし明方から熟睡して