Classici giapponesi con furigana
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あしたはメーデー
槇村浩詩集
槙村 浩
Leggi 槇村浩詩集 (あしたはメーデー) di 槙村 浩 (まきむらこう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 21.095 caratteri · 51 schermate
3 上野壮夫
これが森山啓の詩論だった
彼の情熱的な「南葛の労働者」を
人民たちは一字一句を変更することなく
浪花節に引きのばして歌うことが出来た
だがあのころの集会の思い出に
今なお労働者は眉をひそめて彼をなつかしがる
「隅田川いざ事問わん森山啓
過ぎし人望ありやなしやと」
何といっても
「コンミューンの戦士」と「犠牲者の遺児に」は彼の傑作だった
階級的な仕事の中で
個人的な享楽とものを書くことより牢獄を選ばねばならぬときは
ふしぎと思い出したように、いつでもこの詩が愛誦されたときだった
社会主義リアリズムをはな/″\しく引っさげて打って出た時は
皮肉にも彼が実にリアルに沈滞した時だった
だが彼の沈滞は
一九〇五年のベードヌイ以上ではない
さすらい人めいた述懐がちらつこうと
常に中国人民に詩と情熱をそそいでいる森山でなければならぬ、「北平の風の中で」のように
3 上野壮夫
「勝つも負けるも力と力
何でやめられよかこの戦さ」
これがかの勇敢なコスモニストの克服者だった上野壮夫の歎声だった
彼がうっかり詩のラインに引き込んだ
「友よゆるせ」の一句は
敗北したインテリゲンチャたちの時代の象徴語となった